葡萄のかねおく

四代目の志

2021年11月20日

【来シーズンへの準備】農閑期の作業に入っています

園主
ぶどうの葉っぱも落葉し、農閑期の仕事に入っています。今回のブログでは、農閑期の仕事について紹介します。
 
皆様、おひさしぶりです
今シーズンもたくさんのお客様にご来店いただき
無事にぶどう販売を終えることができました
 
さて、このブログを読んでいただいている皆様は
ぶどう農家が秋冬に何をしているかご存知ですか。
 
今回はその作業内容について紹介させてもらいたいと思います。
 

秋冬の大まかな作業内容

園主
意外とやることが盛りだくさん。ほとんど休みがありません。
 

①堆肥・肥料などを施肥

②ぶどう棚のメンテナンス

③ぶどうの木の剪定・剪定枝の破砕

④苗木の定植

⑤休眠打破剤の塗布

⑥ビニールハウス張り・内張り張り

などがメインの作業となります。ぶどうの木が休眠期に入っているので、自分のペースで仕事をすることが出来ます。ですが、油断をしていると春までに終わらないのが現実です。もちろん、ぶどうの栽培面積によってはオフシーズンをゆっくりと休める場合もあると思います。

 

①堆肥・肥料などを施肥

園主
力仕事です。筋トレと思ってやっています。
かねおくでは、牛糞堆肥を牧場からもらってきて置いています。10aあたり1トン程度ですが、置き始めてからぶどうの品質が向上したように思います。即効性はないですが、年を経るごとにじわじわ効いているように思います。この時期に肥料もやります。というよりも、この時期しかやる暇がない。というべきかもしれません。10aあたり150キロ程度です。
 
 

②ぶどう棚のメンテナンス

園主
直近はやらなくても大丈夫そうですが、将来を考えてこつこつやっています。

ぶどう棚はこまめなメンテナンスが欠かせません。錆びがひどかったり、曲がってしまったパイプを取り替えていきます。近年、大きな台風が来ることが増えたので、ハウスの強度を保つためにも必要な作業です。

 

③ぶどうの木の剪定・剪定枝の破砕

園主
剪定作業は本当に奥が深いです。就農して七年、知れば知るほど難しさを感じます。

農閑期でもっともボリュームがある作業が剪定作業です。1年間で伸びた枝を、これから先のことを見通しながら切っていきます。父親と2人で1.5ヶ月−2ヶ月程度かかります。剪定したあとには剪定枝の破砕作業があります。ウッドチッパーを使って作業をしていきます。これも剪定ほどではないですが、すべてやろうとすると半月/人以上はかかります。

 

④苗木の定植

園主
ブドウは成木になるまで五年ほどかかります。なので計画的に改植する必要があります。

11月末や、12月頭に苗木が届くので、それを定植していきます。大阪は温暖な気候のために12月に植えます。東北や北海道など、寒い地域は苗木への影響を考えて春に植えるようです。だいたい毎年50本から100本程度植えます。事前に弱っている木や、改植したい木をシーズン中に目星をつけておくとスムーズです。また、苗木を定植後は定期的に潅水してあげます。

 

⑤休眠打破剤の塗布

園主
ぶどうの芽ひとつずつ作業をしていきます。根気がいります。

収穫期の早いぶどうは、休眠打破剤を年内に塗布します。シアナミドという成分のものです。これを使うことで収穫期が1週間程度早くなります。ガンガン重油を焚いて暖房をするよりも、地球にやさしい方法です。(重油も併用しますが、その量を減らせると言うことです。)

 

⑥ビニールハウス張り

園主
大変な作業です。急傾斜のハウスはどうやってビニール張りしているの?と驚かれます。

剪定作業に次いで大変なのがビニールハウス張りです。スタッフ総出で風の弱い日を狙ってビニール張りをします。10a程度の畑でも大人4人で1.5−2日程度かかります。大阪の畑は傾斜地も多く、畑の形状によって難易度が変わります。内張りも同様に張っていきます。この作業は大人数はいりませんが、大阪のビニールハウスは波状型ハウスという簡易的なハウスであり、内張りのビニールを流すのも留めるのもすべて手作業で手間がかかります。

 

まとめ

園主
上記の仕事をしているとあっという間に農閑期が終わっていきます。他にも細かな仕事はたくさんあります。

さて、そんなこんなで2021年11月現在も剪定作業に追われているところです。朝から晩までぶどうの枝を毎日切っています。奥深く面白い作業ではありますが、なかなか根気もいりますね。

四代目の志では、このような記事も定期的に書いていこうと思っています。定期的にかねおくHPがを覗いてもらえると嬉しいです。

 

ぶどうさん
また読んでね〰🍇