3月24日(水)大阪府本庁で、大阪府4Hクラブ連絡協議会総会・大阪府青年農業者会議がありました
私も就農して2年目くらいに一度「意見発表」という、農業経営についての想いを語る場に登壇したことがありますが、
毎年、「プロジェクト発表」「意見発表」と大阪地域で農業を行っている農家の成果発表があります
今回も茨木市でいちごを栽培している上平敦之さんの「大阪北部から広がる生産者の輪」
岸和田市で、大阪のブランド人参「彩誉(あやほまれ)」の栽培をしている金沢佳輪さんの「食したいにんじん葉と太陽熱消毒」
という2つのプロジェクト発表がありました。
上平さんの発表では、
大阪北部のいちご生産者をつなぎ「大阪北いちご」という新たなブランドをつくっていく
という、これからの大きな展望を語るプロジェクトだったのですが
言葉にこめられた、意志の強さやエネルギーを感じました
将来「大阪北いちご」のブランドを見かけたら食べてみたいですね^^
同じフルーツをつくる農家として本当にいい刺激をもらいました
意見発表(スライドを投影せず、言葉だけの発表)では、
池田市のお米・黒枝豆農家、井関優佑さんが「農業を通じて人との繋がり感謝の想い」という発表をされました
若手の農業者が皆感じる、精神的な苦しみ、そしてその中で見つけた農業についてのやりがい等について
自分の言葉で語っていて、聴き応えのある発表でした
私も就農したての頃に、毎日ぶどうの枝を切るだけの日々に絶望しました
何も喋らない植物相手の仕事って、慣れるまでは耐え難いものがあります
農業をはじめると皆通る道なのですが、そんな中で自分なりのやりがいを見つけるまでのストーリーには
きっと多くの農業者が共感したのではないでしょうか?
今日は、良い発表が聞けました
ぶどうも繁忙期に入っており、決して決して余裕があるわけではないのですが
こうやって、大阪農業の同士と交流する時間も大事です
充電して明日からも頑張りたいと思います
奥野成樹