![摘粒前のシャインマスカット](https://budou-o.com/wp-content/uploads/2019/09/c18c2085c298f1ea12048cc8cdb7d0f2-579x400.png)
大粒のぶどうには「摘粒(てきりゅう)」作業というのがあります
先日のブログで「花切り」(※もしくは「花穂整形(かすいせいけい)」とも言う)について書きましたが
花切した後の花穂(かすい)は、粒が膨らんでくると写真のようになってきます
写真を拡大して見てもらうとわかるのですが
一つの房に50粒も、多いものでは70粒くらいあります
これを30粒とか、35粒とか
自分がつくりたいぶどうをイメージしながら
必要な粒を残していく作業です
![シャインマスカット(肥大前)](https://budou-o.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_3359-600x400.jpg)
これから粒がぐんぐん大きくなっていくので
まだ粒が少し多いです
ですが、もう一回だけ仕上げに摘粒に回ろうと思います
本当は粗摘粒・摘粒・仕上げの摘粒と3回とか4回入るものです
ですが、当園はデラウェアを1.3ha作っているために
何度も摘粒に入る暇がありません
仕上げの摘粒をしていると出荷ができないことになります
なので、概ね1発で決めるように意識してやっています
スピードを意識しながらも落ち着いてコツコツやっていきます
葡萄のかねおく 四代目園主
奥野成樹