葡萄のかねおく

四代目の志

2022年05月12日

最初はこんなに小さいの?シャインマスカット果粒肥大前

園主
近年、人気爆発のシャインマスカット。かねおく農園でも一番人気の皮ごと食べられる品種です。粒が大きめなことも魅力の一つですが、この品種 生育初期はどんな感じか知っていますか?今回の記事では開花後のシャインマスカットについて触れます。
シャインマスカットのジベレリン処理
開花後数日のシャインマスカット

 

上記写真にある通り、粒の大きさはゴマ粒ほど。

ぶどうの花が開花して3日程でこれくらいの大きさになります。

このゴマ粒が3ヶ月ほど肥大して収穫となります。

シャインマスカットはもともとの品種の特性としては、一粒15グラムほどの大きさです。

ですが、ジベレリン処理(ぶどうの種抜きや成長促進を目的とした植物ホルモン処理)技術や

枝管理などの栽培技術が向上してきたことにより、

20グラムを超えるような大粒のものが収穫できるようになりました。

ぶどうさん
言い換えると、ジベレリン処理や枝管理をしっかりしないと贈答品にできるようなシャインマスカットには仕上がらないということ。シャインマスカットって高価なイメージがあるけど、それ相応の手間暇がかかっているんですよ。

上記画像のような生育初期においてジベレリン処理は非常に大事な工程です

あまり早くにジベレリン処理をしてしまうと、果粒の肥大が悪くなってしまうので

しっかりと待ってからジベレリン処理を行います。

一般的なタイミングとしては満開〜3日後まで

弊園ではなるべく3−5日後くらい待つように心がけています。

ジベレリン処理をすると、その作業を行った目印として

下の画像のような接ぎ木用クリップを一房ずつ付けます。

目印用の接ぎ木クリップ
目印用の接ぎ木クリップ

 

画像のクリップはオレンジ色ですが、

他にもピンクやブルーの色があります。

ジベレリン処理タイミングによって色分けすることで

より精度高くその後の栽培工程をこなすことができます。

園主
クリップを使ってジベレリン処理タイミングを管理することは結構手間がかかります。ですが、より品質の高いぶどうを作るためには、必要かなと思っています。

さて、今回は生育初期のシャインマスカットについて紹介してみました。

完成品のシャインマスカットはインターネット上そこらじゅうに溢れていますが

生育の最初のものはなかなか見る機会がありませんよね。

また、その時期にどのような作業が行われているかも一般には知られてないと思います。

もしかするとご興味ある方もいらっしゃるかもしれないと

記事にしてみましたがいかがでしたでしょうか?

 

なかなかぶどう繁忙期にブログを書くのは時間が無く難しいのですが

頑張って更新をしていきます

たまに覗いてみてくださいね^^

 

かねおく農園4代目園主 奥野成樹