かねおく農園

四代目の志

2019年05月21日

ぶどう摘粒作業がピークです

摘粒前のシャインマスカット
摘粒前のシャインマスカット

 

大粒のぶどうには「摘粒(てきりゅう)」作業というのがあります

先日のブログで「花切り」(※もしくは「花穂整形(かすいせいけい)」とも言う)について書きましたが

花切した後の花穂(かすい)は、粒が膨らんでくると写真のようになってきます

 

写真を拡大して見てもらうとわかるのですが

一つの房に50粒も、多いものでは70粒くらいあります

 

これを30粒とか、35粒とか

自分がつくりたいぶどうをイメージしながら

必要な粒を残していく作業です

シャインマスカット(肥大前)
シャインマスカット

これから粒がぐんぐん大きくなっていくので

まだ粒が少し多いです

ですが、もう一回だけ仕上げに摘粒に回ろうと思います

 

本当は粗摘粒・摘粒・仕上げの摘粒と3回とか4回入るものです

ですが、当園はデラウェアを1.3ha作っているために

何度も摘粒に入る暇がありません

仕上げの摘粒をしていると出荷ができないことになります

なので、概ね1発で決めるように意識してやっています

スピードを意識しながらも落ち着いてコツコツやっていきます

 

葡萄のかねおく 四代目園主

奥野成樹

ページの先頭へ戻る